2022年7月にSAKETIMESで公開した記事を振り返ってご紹介します!
マイナス温度の“氷温"で、さらに上質な日本酒体験を─さくら製作所の新型セラー「氷温M2」の魅力(7/5公開)
さくら製作所が、2020年に発売した日本酒セラー「ZERO CHILLED」が、現在でも好調な売れ行きを見せています。2021年7月には、その上位機種にあたる「氷温M2」が発売。その名の通り、設定温度をマイナス以下の「-2℃~22℃」まで広げたことで、安定した品質で日本酒を保管できるようになりました。
「氷温M2」を購入した方の多くは、日本酒やワインの上級者と思いきや、ライト層の方々からの注文も多いのだそう。リモートワークなどの普及により家で過ごす時間が増えてきた今、セラーは家飲みの楽しみ方を広げてくれるアイテムのひとつといえるでしょう。
「WAKAZE PARIS」はSAKEカルチャーの中心地となるか─フランス・パリに直営レストランをオープンしたWAKAZEの狙い(7/7公開)
2019年にフランスに子会社を立ち上げ、パリ近郊に設立した醸造所「KURA GRAND PARIS(クラ グラン パリ)」で現地醸造を始めたWAKAZE。そこで造られるのはフランス・カマルグ産の米とミネラル分の多いフランスの硬水を使った“100%フランス産のSAKE”ということで、大きな注目を集めています。
フランスで3期目の酒造りを迎えたWAKAZEは、2022年5月20日に待望の直営レストラン「WAKAZE PARIS」をオープン。居酒屋スタイルのこの店舗の最大の特徴は、しぼりたてのフレッシュな生酒を飲めること。醸造所発足当初から直営レストランのオープンを思い描いていたという稲川琢磨社長に、お話をうかがいました。
【速報】IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2022「SAKE部門」のチャンピオン・サケが発表されました!(7/8公開)
2022年7月8日に「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ) 2022」SAKE部門のチャンピオン・サケとグレートバリュー・アワードが発表されました。
世界最大規模のワイン品評会「IWC」は、毎年ロンドンで行われる"世界でもっとも大きな影響力を持つ"といわれるワインのコンテストです。IWCに「SAKE部門」が誕生したのは2007年。以来、SAKE部門の受賞酒は国内外で注目され、IWCは日本酒の海外進出における重要なイベントとして、その価値を高めてきました。2022年のSAKE部門には、1,732銘柄が出品されました。
「チャンピオン・サケ」は、SAKE部門の最高賞として授けられる称号。「グレートバリュー・アワード」は、日本での小売価格が1,000円以下、かつ生産量が四合瓶換算で10万本以上という優れたコストパフォーマンスを発揮した酒に与えられる称号です。
自宅で本格的な純米吟醸酒を造る!─自家醸造キット「MiCURA(マイクラ)」を実際に使ってみた(7/12公開)
日本では、酒造免許を持たない個人がお酒を造るのは酒税法により禁止されていますが、海外では、自家醸造(ホームブルーイング)は趣味のひとつとして広く普及しています。
海外市場を対象とした自家醸造キット「MiCURA(マイクラ)」は、初心者でも手軽に香り高いSAKEを造ることができるというもの。キットには、山田錦の乾燥麹、国産米100%の掛米、酵母(ドライイースト)、乳酸などの材料のほか、仕込みに使うアクリル容器や酒袋が同梱されていて、すぐに酒造りを行うことができます。
アメリカ在住のSAKETIMESライターが「MiCURA」を使った自宅での酒造りの様子をレポートしてくれました。
井村屋の日本酒「福和蔵」5種類を飲み比べ!─地元・三重県の食材にぴったりと合う食中酒(7/14公開)
「あずきバー」で知られる総合食品メーカーの井村屋は、2019年に三重県伊賀市の酒蔵・福井酒造場を継承し、2021年に日本酒ブランド「福和蔵」を立ち上げました。
福和蔵が掲げる酒造りのコンセプトは、"三重のテロワール"。三重県産の原料(米・水・酵母)を使い、地元の食材に合う「食中酒」づくりにこだわっている福和蔵の日本酒を、三重県の景勝地である鳥羽湾を一望できるリゾートホテル・鳥羽国際ホテルのソムリエにテイスティングしていただきました、
三重県の食材に精通する鳥羽国際ホテルのソムリエは、福和蔵の日本酒からどのようなインスピレーションを受けるのでしょうか。
(文:SAKETIMES)