2022年2月にSAKETIMESで公開した記事を振り返ってご紹介します!

日本で出会った家庭料理と晩酌が酒造りのきっかけ─アメリカ・ペンシルベニア州初の醸造所「Sango Kura」(2/1公開)

製麺機を使って手打ち麺を作るジェイさん

ニューヨークシティから車で2時間、自然が豊かな山あいの町にペンシルベニア州内唯一のSAKE醸造所「Sango Kura」はあります。

杜氏兼蔵元のジェイ・クーパーさんが酒造りに取り組み始めたのは、日本留学中に味わった家庭料理と晩酌の日本酒がきっかけでした。

ペアリングは日本酒を好きになってもらうためのきっかけ─「AKA-KUMA」赤星慶太さんが目指す日本酒体験のその先(2/2公開)

「AKA-KUMA」の店主 赤星慶太さん

日本酒ペアリングのスペシャリストとして業界内外から高い評価を受けている、酒ソムリエ・赤星慶太さん。

東京・西新宿にある「AKA-KUMA」では、赤星さんが監修を務めた日本酒の風味をキーワードで可視化した日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」を使ったペアリング体験ができます。

日米の協力で、SAKEを世界飲料に─八海醸造(新潟県)とBrooklyn Kura(ニューヨーク)の協業がもたらすもの(2/3公開)

八海醸造とBrooklyn Kuraの商品が並んでいる様子

2021年12月、「八海山」でおなじみの新潟県の酒蔵・八海醸造と、米ニューヨーク州ブルックリンにあるSAKE醸造所「Brooklyn Kura(ブルックリン・クラ)」が業務資本提携を結ぶことを発表しました。

日本酒の海外輸出が拡大し、世界各国でのSAKEの現地醸造が広まるなかで、日本とアメリカの酒蔵が長期的なパートナーシップを結ぶことの意図をうかがいました。

肩ラベルの色の違いは熟成期間の違い─自社精米と低温貯蔵にこだわる愛知県・山﨑合資会社の酒造り(2/8公開)

「奥 純米吟醸原酒 夢山水 十割」

三河湾を臨み、古くから味噌や醤油、みりんなどの醸造業が盛んな愛知県西尾市で、創業118年を迎える山﨑合資会社。

低温貯蔵にこだわるこの蔵では、「生酒」「火入れ酒」「半年貯蔵」「1年間以上の長期貯蔵」など、熟成期間の違いで日本酒のボトルに貼る肩ラベルの色を変えて、その味わいの違いを表現しています。

日本の「酒」が世界の「SAKE」となるまで―白鹿記念酒造博物館で学ぶ日本酒の海外進出の歴史(2/9公開)

白鹿記念酒造博物館の様子

「白鹿」の銘柄でおなじみの兵庫県西宮市の酒蔵・辰馬本家酒造が設立した白鹿記念酒造博物館。通称「酒ミュージアム」と呼ばれるこの博物館は、1982年に開館して以来、酒造りにまつわる資料のほか、季節ごとのテーマに基づいた展示を行っています。

2022年1月に開催された企画展「酒からSAKEへ」では、明治時代の万国博覧会に出品された清酒から現代の現地醸造によるSAKEの現状まで、日本酒の海外展開の歴史を振り返ることができました。

休眠した歴史ある酒蔵がマイクロブルワリーとして再生するまで─長野県「suginomori brewery」が描く酒蔵再生の道筋(2/10公開)

Suginomori breweryの内観

長野県塩尻市の歴史ある宿場町・奈良井宿(ならいじゅく)で休眠状態にあった杉の森酒造が、名前を新たに「suginomori brewery(スギノモリ・ブルワリー)」として醸造を再開。2022年2月から、新ブランドの日本酒「narai」の販売を開始しました。

酒蔵再生に携わったのは、事業再生と酒造りのプロによるユニークなチーム。機動力のあるマイクロブルワリーの特徴を活かして、新たな酒造りに挑んでいます。

余白をつくる日本酒「Whitedrop」が新たな市場を切り拓く─日本酒で起業した21歳のZ世代・松家優さんインタビュー(2/15公開)

株式会社Omomukiの代表取締役CEOを務める松家優(まつや すぐる)さん

「あなたに、余白を。」というキャッチコピーで、2021年12月にリリースされた日本酒の新ブランド「Whitedrop」。

このブランドを立ち上げた松家優さんは、「お酒だけが持つ唯一無二の価値とは、忙しい日々の生活のなかで気持ちを落ち着かせ、心の中に余白を作る機能だと思ったんです」と、その想いを語ってくれました。

日本酒初心者におすすめの入門酒「上善如水」4種類を飲み比べ!日本酒メディア編集部がその違いを徹底テイスティング(2/16公開)

「上善如水」シリーズ

初心者からベテラン愛好家まで幅広い人気を誇る日本酒「上善如水」。

日本酒のエントリーモデルとしてよく知られている「上善如水」ですが、実際にテイスティングをしてみると、どの商品も飲み口が非常にやわらかく、かつ全体的に透明感のある味わいでした。

“マイクロ酒蔵モデル”で新規参入の波をつくる—新潟県の新たな醸造所「LAGOON BREWERY」田中洋介さんの決意(2/17公開)

LAGOON BREWERYの田中洋介さん

2022年春、新潟市・福島潟のほとりにオープンする、新しい醸造所「LAGOON BREWERY(ラグーン・ブリュワリー)」。

日本酒の老舗蔵を退職し、新たに醸造所を立ち上げることを決意したオーナーの田中洋介さんは、「日本酒業界の発展には、熱意のある人がどんどん新規参入する潮流が必要」と、マイクロ酒蔵モデルの確立に意欲を見せます。

自然を守る意識が酒造りを変える─地域と二人三脚で歩む、石川県・吉田酒造店【日本酒とサステナビリティ】(2/22公開)

連載企画「日本酒とサステナビリティ」の吉田酒造

「手取川」や「吉田蔵」の銘柄で知られる吉田酒造店は、地域の農業の活性化や環境の保全を目的に地元の農家と協力しながらの米作りを行っています。さらに、2021年からは、酒蔵で使う電力をすべて再生可能エネルギーに切り替えました。

環境に配慮した酒造りへの転換には、どのようなきっかけがあったのでしょうか。

日本酒初心者におすすめしたい入門酒「八海山(はっかいさん)」シリーズを、SAKETIMES編集部が徹底解説!(2/24公開)

「八海山」テイスティング9種類

すっきりとした味わいで、飲み飽きない食中酒として全国的に根強い人気を誇る日本酒「八海山」は、普通酒から純米大吟醸酒まで数多くの種類があり、いつもの晩酌に適した商品から、ギフトにぴったりの高級感のある特別な商品まで、楽しむシーンを選びません。

SAKETIMES編集部では、通年商品として販売されている9種類の「八海山」を飲み比べました。

(文/SAKETIMES編集部)

この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます