2022年3月にSAKETIMESで公開した記事を振り返ってご紹介します!

“コスパ最強の純米酒”で鍋料理を作ってみよう!酒場ライターに聞く、沢の鶴「米だけの酒」の楽しみ方(3/1公開)

チゲ鍋

兵庫県の日本酒メーカー・沢の鶴が醸す「米だけの酒」は、しっかりとした米の旨味があり、飲み飽きしない味わいの純米酒。近所のスーパーなどで気軽に購入できるうえに、価格もリーズナブルとあって、日常酒にぴったりな一本です。

今回、人気の酒場ライター・パリッコさんに提案していただいたのは、水の代わりに「米だけの酒」を使った鍋料理。チゲ鍋やしゃぶしゃぶ、豚汁など、"コスパ最強の純米酒"ならではの楽しみ方をお伝えします。

酒と良縁な「鯛のあら炊き」─こだわりの晩酌、呑むなら作るべし(3/8公開)

鯛のあら炊きとまんさくの花

骨付きでよい出汁が出る「鯛のあら」を使った「鯛のあら炊き」。日本料理の技法「霜降り」を用いて、ワンランク上の味わいに仕上げました。

これに合わせたお酒は、秋田県・日の丸醸造の「巡米 まんさくの花 秋田酒こまち70」です。鯛の出汁が凝縮したタレがお酒の旨味を引き立て、思わず杯が進みます。

おちょこが、ずらり【日本酒4コマ漫画『ハネオくんとぽん酒』】(3/9公開)

ハネオくんとぽん酒16「おちょこがずらり」

いろいろな日本酒イベントを巡っているハネオくんの家には、イベント限定のおちょこがたくさん。家飲みでおちょこを選ぶ楽しさが増す一方で、収納する場所には一苦労です。

お気に入りの酒器がどんどん増えてしまうのは、日本酒好きに共通するうれしい悩みですね。

クリエイティブチーム「PERIMETRON」と伝統産業が織りなす化学反応─福井県「FUKUI TRAD」プロジェクトが伝えたいもの(3/10公開)

FUKUI TRAD オリジナル日本酒

「FUKUI TRAD(フクイトラッド)」とは、越前焼や越前和紙など、福井県の伝統工芸品の魅力を広く発信して、より身近な存在にすることを目的としたプロジェクト。「King Gnu(キングヌー)」の常田大希氏が主宰するクリエイティブチーム「PERIMETRON(ペリメトロン)」がプロデューサーを務めます。

これに関連したイベントとして、福井県の日本酒・食材・伝統工芸がコラボしたレストランが期間限定でオープン。「FUKUI TRAD」オリジナルとして造られた、「黒龍」「常山」「早瀬浦」の3銘柄が振る舞われました。

伝統産業と若手クリエイターのコラボはどのようにして生まれ、また、どのような化学反応が起こったのでしょうか。

熟成酒は酒蔵に眠る宝物─日本酒を"アート作品"に見立てるオンラインギャラリー「北村酒展」(3/15公開)

AQUETHAの商品画像

酒蔵に眠る希少な熟成酒を"アート作品"と捉えて販売し、熟成酒の魅力を国内外に伝えるプロジェクト「北村酒展」。手がけるのは、醸造機器卸として全国最大規模の実績を持つ北村商店です。

数多くの酒蔵のパートナーとして技術的な面から酒造りを支えてきた同社は、なぜ日本酒の販売をスタートさせたのか。その経緯を取材しました。

白鶴酒造の設備を借りて「大黒正宗」の味を守り続ける―廃業の危機を乗り越えた、兵庫県・安福又四郎商店のあゆみ(3/17公開)

大黒正宗のお酒

兵庫県の灘に位置する安福又四郎商店(やすふくまたしろうしょうてん)は、「大黒正宗」を看板銘柄に、創業270年を超える老舗酒蔵です。しかし、1995年の阪神・淡路大震災をきっかけとした蔵の倒壊や老朽化により、廃業を決意した過去があります。

そんなときに「うちの酒蔵でお酒を造りませんか」と手を差し伸べたのが、同じく灘の酒蔵・白鶴酒造でした。

【速報】「ワイングラスでおいしい日本酒アワード 2022」 の審査結果が発表されました!(3/22公開)

ワイングラスでおいしい日本酒アワード2022 出品酒

その名の通り、日本酒をワイングラスに注いで評価するコンテスト「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」。第12回目を迎える今年は、全国292の酒造会社から1,064点のエントリーがありました。

結果は323点が入賞し、そのうち最高金賞は54点、金賞は269点です。受賞されたみなさま、おめでとうございます。

日本盛が「高温でも劣化しにくい日本酒」の製造に関わる特許を取得—海外輸出にも活かせる新技術に期待!(3/24公開)

日本盛株式会社の外観

2022年2月、兵庫県西宮市の日本酒メーカー・日本盛株式会社は、日本酒の品質劣化の原因のひとつと言われる「メイラード反応」を抑制する酒造技術の特許を取得しました。

この技術は、「高温でも劣化しにくい日本酒」の製造に役立つというもの。すでにラインナップされている商品の品質を高めるだけでなく、赤道直下の地域に輸出する場合など、輸送中の温度上昇に耐えられる商品開発への活用も期待されます。

個性の追求こそが、日本酒が生き延びる道—新政酒造・佐藤祐輔さんロングインタビュー(3/29公開)

新政酒造 8代目蔵元 佐藤祐輔さん

数々の革新的な取り組みから、日本酒業界の先頭を走り続ける新政酒造。近年は、代表銘柄「No.6」におけるアーティストとのコラボレーションや、日本酒と焼酎の蔵元によるプラットフォーム「J.S.P(ジャパン・サケ・ショウチュウ・プラットフォーム)」を立ち上げるなど、さらなる注目を浴びています。

蔵元の佐藤祐輔さんは、「個性の追求こそが日本酒が生き延びる道」と語ります。日本酒という伝統産業を担うひとりの経営者として、佐藤さんはどのような想いを抱いているのか、話をうかがいました。

新コンセプトは“酒を売らない酒屋”—古酒・熟成酒専門店「いにしえ酒店」が酒販よりも体験を重視する理由とは(3/30公開)

いにしえ酒店の外観

古酒や熟成酒を専門に扱う酒販店「いにしえ酒店」は、以前は杉並区にありましたが、2021年5月から場所を品川区に移して再オープン。同じタイミングで、新たな店舗コンセプトも掲げました。

そのコンセプトとは、なんと「酒を売らない酒屋」。一見、酒屋らしからぬコンセプトに聞こえますが、その背景には「まずは熟成という日本酒の文化を知ってほしい」という思いがありました。

(文/SAKETIMES編集部)

この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます