※全国燗酒コンテスト2021の審査結果はこちらです。

お燗にして美味しいお酒を決める「全国燗酒コンテスト2019」の審査結果が発表されました。

全国268の酒造会社から出品された905点のお酒が、以下の4部門に分けられブラインドで審査されます。各部門上位30%が金賞、うち最上位5%が最高金賞と認定されました。

  • お値打ちぬる燗部門:720ml 1,100円(税別)もしくは、1.8L 2,200円(税別)以下。審査温度は45℃
  • お値打ち熱燗部門:720ml 1,100円(税別)もしくは、1.8L 2,200円(税別)以下。審査温度は55℃
  • プレミアム燗酒部門:720ml 1,100円(税別)もしくは、1.8L 2,200円(税別)超。審査温度は45℃
  • 特殊ぬる燗部門:にごり酒、古酒(常温貯蔵3年以上)、樽酒・極甘酒(日本酒度マイナス10以上)など。審査温度は45℃

お値打ちぬる燗部門

【最高金賞】16点(出品数:246/入賞率:6.5%)

【金賞】51点(出品数:246/入賞率:20.7%)

お値打ち熱燗部門

【最高金賞】15点(出品数:242/入賞率:6.2%)

【金賞】55点(出品数:242/入賞率:22.7%)

プレミアム燗酒部門

【最高金賞】19点(出品数:323/入賞率:5.9%)

【金賞】83点(出品数:323/入賞率:25.7%)

特殊ぬる燗部門

【最高金賞】4点(出品数:94/入賞率:4.3%)

  • 「秘蔵純米 25年古酒」笹の川酒造株式会社(福島県)
  • 「夢山水十割 奥 十年低温熟成」山﨑合資会社(愛知県)
  • 「招徳 純米にごり酒」招徳酒造株式会社(京都府)
  • 「月桂冠 樽酒」月桂冠株式会社(京都府)

【金賞】21点(出品数:94/入賞率:22.3%)

「全国燗酒コンテスト2019」審査概要

【審査準備】

  • 出品酒はマスキングし、4台の燗銅壺で錫のちろりを使って湯煎で加熱
  • 洗浄・配膳まで含めるとスタッフは40人以上でオペレーション

【審査】

  • 審査室からは準備室が見えないように区切り、ブラインドテストを徹底
  • 審査中の温度変化を最小限にするために3点ずつ審査

【審査員】

  • 酒造技術者をチームリーダーに、清酒の販売や出版などに関わる専門家39名が審査
  • 5段階で評価し、平均値の上位から入賞酒を選定した

【出品数】

  • 268社から905点

【入賞基準】

  • 審査員の評価スコアの平均値で上位30%を金賞
  • うち最上位5%を最高金賞と認定

【審査員】

  • 39名(酒造技術者、酒類流通業者、酒類スクール講師など)
  • 審査リーダー(五十音順)
    石川 雄章(日本醸造協会)/宇都宮 仁(日本酒造組合中央会)/數岡 孝幸(東京農業大学)/木崎 康造(日本醸造協会)/北本 勝ひこ(日本薬科大学)/佐藤 和夫(元東京農業大学)/須藤 茂俊(日本酒造組合中央会)/濱田 由紀雄(元日本酒造組合中央会)/宮崎 浩子(千葉県産業技術総合研究所)
  • 一般審査員(五十音順)
    荒木 善史(ドンキホーテ)/磯野 カオリ(横浜桜酒亭)/榎本 武明(神戸物産フ-ズ)/大川 泰一郎(東京農工大学)/貝沼 竹志(バーChaos)/鍛治 大(「かいのみ別邸 さばのみ」)/狩野 卓也(酒文化研究所)/坂本 幸志(銀座らん月)/島田 顕三郎(島田屋)/ジャステイン・ポッツ(日本酒コンサルタント)/ジョン・ゴントナー(日本酒コンサルタント)/高木 晋吾(「えんじゃく、」)/田淵 貴之(ヨドバシカメラ)/津村 絵美(SSI)/戸塚 康博(升喜)/刀禰 俊哉(国交省)/梨本 俊(大坂屋)/長郷 和弘(ヤオコー)/橋浦 希一(ハシドラック)/原田 大樹(三越伊勢丹日本橋店)/保坂 達彦(マルフジ)/本多 洋子(ビックヨーサン)/圓子 千春(SSI酒学講師)/宮下 祐輔(第5回世界唎酒師大会ファイナリスト)/宮沢 寮司(伊勢宇本店)/守屋 希英子(日本酒ライター兼エディター)/楊 嘯(中国国際唎酒師協会)/若林 智(三浦屋)/渡邊 恵(三越伊勢丹新宿店)/和田 静佳(大塚「はなおか」)

受賞されたみなさま、おめでとうございます!

(文/SAKETIMES編集部)

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